木を見る西洋人 森を見る東洋人思考の違いはいかにして生まれるかの概要/参照本/参照された本一覧

木を見る西洋人 森を見る東洋人思考の違いはいかにして生まれるかについて

木を見る西洋人 森を見る東洋人思考の違いはいかにして生まれるかの原著

タイトル

The Geography of Thought: How Asians and Westerners Think Differently...and Why

出版社

The Free Press

出版日

2004-05-08

木を見る西洋人 森を見る東洋人思考の違いはいかにして生まれるかの概要/目次

「アメリカ心理学会会長ロバート・J・スターンバーグによれば、“画期的な本”」と評される、世界屈指の心理学者による著書で、人間の行動が「生得的に決定されるもの」ではなく、文化の機能によって形作られることを証明した一冊です。 誰もが知っているように、異なる文化は世界について異なる考え方を持っている一方で、その思考を行うための装置は同じだと考えられています。しかし、もしその前提が間違っているとしたら? 『思考の地理学』は、リチャード・ニスベットによる文化心理学の分野での画期的な国際研究を記録し、異なる生態系、社会構造、哲学、教育システムに起因して、人々が実際に世界を考え、さらには見方までも異にすることを示しています。古代ギリシャと中国にまで遡るこれらの違いの結果、東アジアの思考は「全体論的」であり、知覚領域全体やその中の物事や出来事の関係に惹かれる傾向があります。一方で、西洋人は目立つ対象や人々に焦点を当て、属性を用いてそれらをカテゴリーに割り当て、形式論理のルールを適用してその行動を理解しようとします。 風水から形而上学、比較言語学から経済史まで、アリストテレスの子孫と孔子の子孫を隔てる溝は広がっています。異文化理解と協力の必要性がこれまでになく重要となっている今、『思考の地理学』はその溝を描いた地図であり、それを架け橋で繋ぐための青写真でもあります。

木を見る西洋人 森を見る東洋人思考の違いはいかにして生まれるかの参照している本/参照されている本

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