たまたま―日常に潜む「偶然」を科学するの概要/参照本/参照された本一覧
たまたま―日常に潜む「偶然」を科学するについて

たまたま―日常に潜む「偶然」を科学するの原著

タイトル
The Drunkard's Walk: How Randomness Rules Our Lives
出版社
Knopf
出版日
2009-05-05
たまたま―日常に潜む「偶然」を科学するの概要/目次
●なぜヒトは、「偶然(たまたま)」を「必然(やっぱり)」と勘違いしてしまうのか? 「我々の日常が、いかに偶然の働きに影響されているか」、これが本書の主題。 たとえば、 ・空前の大ヒット映画が誕生する ・ひいきのチームが20連敗する ・宝くじで連続当選する ……などなど、「偶然」が支配するこのランダムな世界では、こんなことは当たり前。 でも、われわれ人間は、こういう出来事に出会うと、 ・すごい映画を作った人は、すごい才能を持っている ・監督が悪いから20連敗なんてするのだ ・連続で当たるなんて、今私はツイている! ……ついついこう考えてしまう。 でも確率などの力を借りてよく考えると、 監督の力に関係なく20連敗することは、十分起こりうることなのだ。 では、こんな不確かな世界で、まっとうに生きていくためには何が必要なのか? 本書では、行動経済学、心理学、確率、統計学、物理学……と、 「ランダムネス」や「偶然」にかかわる知識なら何でも扱って、 この世の根底にある「偶然」の働きを明らかにし、 それを認識できない人間のためにツール(確率・統計的な考え方)を提供してくれる。 知的興奮必至の1冊だ。 ●著者ムロディナウ、その数奇な人生 このランダムネスへの旅を導いてくれるのは、 あのファインマンさんから教えを受けた物理学者でありながら 「スタートレック」等のTVドラマ脚本を書いたり、 ワールドトレードセンターの倒壊から生還したりと、 自身の生い立ちにも「偶然」の影響を強く感じている物理学者、ムロディナウ。 科学書でありながら人生のあり方まで論じきった本書は、 このムロディナウだからこそなせた傑作と言える。 ●全米で賞賛の嵐! 「理論家たちの人間像をちりばめながら、 眼からウロコの確率の話をムロディナウが軽やかなタッチで書く ……これはランダムネスのわかりやすい特別授業である」 ――ニューヨークタイムズ紙・ブックレビュー 「たとえこの『たまたま』をうさんくさい思いで読み始めるとしても、 最後の頁にくるころには、確率がこの世の不確かさの成り行きに影響を与える、 という直観的には信じられない話を――たとえ受け入れがたくとも――理解しているだろう」 ――バロンズ誌 「あるときはヒストリカル(歴史的)、あるときはヒステリカル(笑いが止まらない)、とことん軽妙で滑稽。 この世はこんなものと思っているあなたの常識一つひとつを、本書が問い直す」 ――ダニエル・ギルバート(ハーバード大学心理学教授) 「確率理論についての歴史、解説、そして「大興奮」が、ここにはある」 ――フォーチュン誌
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